ヨーク(ヨークマート)
2023年3月に発表した中期経営計画の中でSM事業の「首都圏へのフォーカス加速」を掲げてきたセブン&アイ・ホールディングス(HD)は、23年9月、イトーヨーカ堂を存続会社、ヨークを消滅会社とする吸収合併を行った。
旧ヨークは、イトーヨーカ堂100%出資により40年以上にわたり首都圏で食品に特化したSMを展開してきたヨークマートに、20年6月、旧イトーヨーカ堂のSM「食品館」(現ヨークフーズ)とディスカウント(DS)業態の「ザ・プライス」(現ヨークプライス)、フォーキャストが運営する新フォーマットの「コンフォートマーケット」を統合し設立された。
新イトーヨーカ堂となった後も、「ヨークマート」「ヨークフーズ」「ヨークプライス」「コンフォートマーケット」はそのままの屋号で営業を続けている。現在、ヨークフーズは首都圏の一都三県に48店舗を展開。そのうち4店舗が、同じセブン&アイグループの高質SMであるシェルガーデンとの初のコラボレーション店としてオープンした「ヨークフーズ with ザ・ガーデン自由が丘」(小豆沢店、新宿富久店、西落合店、中野店)となっている。