ストアオブザイヤー2024、4~6位 万代、コープさっぽろの話題店が!
店舗部門 4位
万代 紀伊川辺(かわなべ)店

店舗概要
| 開店日 | 2023年11月17日 |
| 所在地 | 和歌山県和歌山市川辺220 |
| アクセス | JR和歌山線「布施屋」駅よりクルマで6分 |
| 営業時間 | 9:00~22:00 |
| 売場面積 | 620坪 |
| 年商目標 | 約23億円(初年度) |
受賞理由
- お得感や鮮度のよさが伝わり、思わずたくさん買ってしまうようなSMの原点を感じさせる店舗
- ダブルコンコース型の売場レイアウトはインパクト大
- 総菜売場の広さ、開放感がよい
- 地元に合わせた品揃え、陳列が素晴らしい
和歌山県に初進出店舗、地域特性に対応した店づくりに挑戦
4位は万代(大阪府/阿部秀行社長)が和歌山県内に初出店した「万代紀伊川辺店」だ。同じ建屋には、同じく和歌山県初出店となった「カインズ紀伊川辺店」が入居している。周辺は、和歌山県を本拠とするオークワや松源、エバグリーン廣甚に加え、トライアルホールディングス(福岡県)も出店しており競争環境は厳しい。そうしたなか、質が高く値ごろ感のある万代の強みを打ち出しつつ、和歌山県の地域特性を踏まえた売場づくりを実践した。
最大の特徴は同社で初めて、量り売り総菜とベーカリー、青果の売場が一体となったダブルコンコース型の売場レイアウトを採用した点だ。
地域対応では、地場野菜や近海魚を豊富に品揃えるほか、和歌山市は全国でも牛肉の消費量が多いことから精肉売場では牛肉に全店でもトップクラスのフェースを割いた。留型商品やオリジナル商品を集めた「万代でしか手に入らないオリジナル商品大集合」コーナーも万代で初導入している。
これらの施策により同店は想定よりも広域集客に成功しており、和歌山県でのさらなる出店に注目が寄せられている。
店舗部門 5位
コープさっぽろ きたひろしま店

店舗概要
| 改装日 | 2023年6月30日 |
| 所在地 | 北海道北広島市中央3丁目2-4 |
| アクセス | JR千歳線「北広島」駅から徒歩約14分 |
| 営業時間 | 9:00~22:00 |
| 売場面積 | 637坪 |
| 年商目標 | 20億5000万円 |
受賞理由
- 総菜・ベーカリー、PB商品、北海道の名産品など、地元の人から観光客まで楽しめる品揃え
- イートインコーナーは温かみがあり、おしゃれで過ごしやすい
- 無印良品との一体感ある店舗開発
- 「トドックステーション」は子供を通じた地域の交流の場となっており素晴らしい
- 生鮮素材を活用した総菜のラインアップの幅広さ
- オリジナルスイーツのアイデアは参考にしたい
「無印良品」と共同出店4号店、大惣菜化プロジェクトの最新MDを導入
5位にはコープさっぽろ(北海道/大見英明理事長)が建て替えオープンした「コープさっぽろきたひろしま店」が入った。良品計画(東京都)の「無印良品」との共同出店店舗の4号店で、23年3月に開業した北海道日本ハムファイターズの本拠地球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」からほど近い注目エリアに出店している。
同店では、店内調理の即食商品を提供する「大惣菜化プロジェクト」の最新のMDを導入している点が特徴だ。ベーカリーでは、店舗で粉から練り上げる食パンを使ったサンドイッチや、美瑛町産小麦を使った焼き立てピザなどを販売。総菜売場では店頭の生鮮素材を使った即食商品をコーナー化した。近年、同プロジェクトで注力しているのがスイーツの開発で、北海道産の素材を使った和スイーツのコーナー「いなぞう」を新たに展開している。
イートインスペースや地域のコミュニティスペース「トドックステーション」は、
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