スンドゥブ市場、需要期に向けた店頭での露出アップがさらなる需要拡大のカギ
モランボンやニッスイ、エスビー食品が上位争い
ランキング3位と4位には、コクと力強い辛さが特徴のモランボンの「スンドゥブチゲ用スープ 濃厚辛口」と、まろやかな味わいの「同 濃厚マイルド」が入り、シェアは16.7%を獲得。生鮮売場での展開で売上を伸ばしている。5位には、唐辛子とにんにくをバランスよくブレンドしたエスビー食品の「菜館 スンドゥブチゲの素 辛口」、6位と7位には、あさり、ほたて、はもの3種の魚介旨味だしを配合した「ニッスイ スンドゥブチゲの素」〈マイルド〉〈辛口〉が続く。
そのほか、美山の「スンドゥブ」やダイショーの「赤いスンドゥブチゲスープ中辛」、モランボンの「豚スンドゥブチゲスープ」などがランクインした。
スンドゥブの認知率は高いものの、喫食経験率はまだまだ低いため、食べたことがない人にも食べる機会を広げていくことが大切だ。豆腐だけでなく、肉や野菜など好きな具材を入れてアレンジしやすいスンドゥブは、秋冬の鍋シーズンにもぴったり。豆腐や鮮魚売場だけでなく、立ち寄り率の高い鍋つゆ売場での展開で、購買を促進したいところだ。