眠っていた小銭が新しい価値を生む!「売上増に直結する1㎡」とは
お客様の買い物につながる
買い物を続ける利用者
―コインスターを知ったキッカケは?
藤田さん 2019年1月にコインスターの記事が掲載された雑誌を見て興味を持ったことがキッカケでした。調査のために何度か東京に行き、コインスターが設置されている実際の店舗も見に行って、「これは良い」と感じました。理由の一つは、設置手数料が得られるところ。それ以外にも、このような機械が世の中にあまりないことや、以前より両替のご依頼をいただくお客様も割と多かったことが理由に挙げられます。
―コインスター導入の狙いは何でしたか?
北川さん これからはどんどん銀行が減っていき、両替できる場所が無くなっていくのが目に見えていました。なので、弊社の店舗のような地元のスーパーでできるすべがないかと考えました。そして、それが来店動機につながれば良いという狙いがありました。―実際にコインスターを導入して、どのようなメリットがありましたか?
川崎さん お客様の来店動機の一つになったのではないかと思います。さらに、紙幣に交換したお金を店舗の中でお買い物に使っていただけるという副次的な効果もあります。弊社には「アル・プラザ」という食品から衣料品、生活雑貨などを扱う店舗がありますが、こちらでは紙幣に交換したあとにお店に残っていただき、買い物を続けてくださるお客様が多くいらっしゃいます。
―導入後の状況はいかがでしたか?
北川さん 思った以上に需要があったので、正直、びっくりしています。コインスターさんには大変恐縮ですが、1日にせいぜい1 件の利用があるかないかくらいに思っていましたから( 笑)。しかし、そんなことはありませんでした。現実には、複数のお客様が1 日の間にご利用されています。そして、それが毎月続いていることに、さらにびっくりしています。最初は「全然混まないから大丈夫です」と店舗スタッフに説明していたのですが、思った以上に混んでしまい、店としては嬉しいような困ったような。「コインスターが設置してある」という認知が上がってくると、利用者数は確実に増えました。思いのほか、郊外にある店舗で多くの需要がありましたね。
もっと知名度が上がれば
―今後、コインスターにはどのようなことを期待していますか?
川崎さん コインスター自体の認知向上ですね。もっとプロモーションしていただきたいと思っています。弊社では設置店舗が増えつつありますが、他店も含めて世の中に台数がまだ少ないにもかかわらず、それほど利用されていないというのは、認知が足りていないのだと思うのです。コインスター目的でお客様にご来店いただければ、弊社の商品の購入にもつながるので、「日本国民がみんな知っている」くらいまで広まってくれるように宣伝していただくと嬉しいですね。
―貴重なご意見をいただき、大変感謝しています。本日はお忙しいところ、まことにありがとうございました。