「充電中に…」 米国の小売店でEV 充電装置の設置が急速に広がる理由

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 ウォルマートがEV充電スタンドの拡大を発表した。280店舗で1300台の充電装置をすでに展開しているが、数千店舗へと設置店舗数を増やすとしている。

米国の食品スーパーの店舗前に設置された充電装置
食品スーパーの店舗前に設置された充電装置

 また現在運営している充電スタンドはフォルクスワーゲン傘下のエレクトリファイ・アメリカ(Electrify America)に委託しているが、今後の設備は委託せずに自前で運営する。両社が契約した2018年の翌年には拡大計画を明らかにしていたので、ウォルマートが翻意したようだ。臆測だが、他社に委託しなくても運営できることがわかって戦略転換したのだろう。よくあることである。

 アメリカで充電スタンド網を展開しているのは、テスラ、エレクトリファイ・アメリカ、EVゴー(EVgo Network)、チャージポイント(ChargePointNetwork)といった企業が大手で、総数は

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記事執筆者

在米40年、現在はロサンゼルス在住。小売業界ジャーナリスト。年間訪問店数はのべ600店舗超、現場検証に基づいた分析をモットーとする。

著書

『ソリューションを売れ!』(ニューフォーマット研究所)
『誰も書かなかったウォルマートの流通革命』(商業界)
『アマゾンVSウォルマート ネットの巨人とリアルの王者が描く小売の未来』(ダイヤモンド社)

 

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