「充電中に…」 米国の小売店でEV 充電装置の設置が急速に広がる理由
ウォルマートがEV充電スタンドの拡大を発表した。280店舗で1300台の充電装置をすでに展開しているが、数千店舗へと設置店舗数を増やすとしている。

また現在運営している充電スタンドはフォルクスワーゲン傘下のエレクトリファイ・アメリカ(Electrify America)に委託しているが、今後の設備は委託せずに自前で運営する。両社が契約した2018年の翌年には拡大計画を明らかにしていたので、ウォルマートが翻意したようだ。臆測だが、他社に委託しなくても運営できることがわかって戦略転換したのだろう。よくあることである。
アメリカで充電スタンド網を展開しているのは、テスラ、エレクトリファイ・アメリカ、EVゴー(EVgo Network)、チャージポイント(ChargePointNetwork)といった企業が大手で、総数は
続きを読むには…
この記事は DCSオンライン会員(無料)、DCSオンライン+会員限定です。
会員登録後読むことができます。
DCSオンライン会員、DCSオンライン+会員の方はログインしてから閲覧ください。
鈴木敏仁のアメリカントレンド の新着記事
-
2025/05/20
「スペシャリティドリンク」がつくり出す米コンビニの新潮流とは? -
2025/04/04
マーク・ロリー率いる米ワンダーグループ フードデリバリー市場で急成長の理由 -
2025/03/06
日本のメディアは底が浅い!クシュタールによるセブン買収、本当の価値とは -
2025/02/05
日本人が誤解している「ウォルマートが多様性支援を縮小した」本当の理由 -
2024/10/17
置き配、ロッカーを超える利便性?ライブトラッキングが促す物流改革とは -
2024/09/21
ウォルマートも推進!小売業を変える、 広義の自動化とは何か?
この連載の一覧はこちら [49記事]

関連記事ランキング
- 2025-05-28米ビューティーケア用品市場で売上全体の41%がオンラインにシフトしたワケ
- 2024-08-26アジアの最先端がここにある NRF APAC2024徹底解説プログラム!オープニング対談
- 2025-06-09EC、ディスカウンターが勇躍! 米国小売業販売額ランキングを発表&分析
- 2025-06-09既存店好調、EC事業はついに黒字化へ…… ウォルマートの最新戦略を解説
- 2025-06-10売上高“ウォルマート超え”に現実味 BtoB事業中心に増大するアマゾン経済圏
- 2025-06-14オンライン・店頭の双方で拡大! ハイヴィーのリテールメディア戦略
- 2023-05-11徹底調査で判明!関西屈指の「強いスーパー」、万代の高い集客力の秘訣とは
- 2021-04-16米クローガー、ネットスーパー専用の大型自動倉庫を稼働、今春2カ所で
- 2021-05-11アマゾンフレッシュの次はアマゾンアウトレットか!?リアル戦略を押し進める本当の狙いとは?
- 2021-05-11EC売上構成比が1年で8.8%から17.9%へ ターゲットがオムニチャネル化で行ったことは