[19日 ロイター] – 米百貨店メーシーズとコールズは19日、実店舗への客足の回復を背景に、通年の売上高と利益の見通しを上方修正した。
米国では新型コロナウイルスワクチンの接種が進んだことで、イベント開催や、在宅勤務からオフィス勤務に戻る動きが加速。第2・四半期の売上高はメーシーズが59%、コールズが31.4%増加した。
一方、オンライン販売は低迷。メイシーズのオンライン売上高は6%減少した。
通年業績見通しについて、メイシーズは売上高が235億5000万─239億5000万ドルになるとし、217億3000万─222億3000万ドルから上方修正した。調整後の1株利益は3.41─3.75ドルと、1.71─2.12ドルから引き上げた。
コールズは売上高の伸びが20%台前半になると予想。従来は10%台半ばから後半としていた。