飲料スタンドチェーン・蜜雪氷城の「StoBtoC型」FCモデルの全貌とは
中国で急成長している低価格ドリンクスタンド「蜜雪氷城(MIXUE)」が今年6月、東京の池袋に店舗をオープンした。
本国ではレモン水が4元、ソフトクリームが3元という安さで、すでに2万5000店舗を突破する巨大チェーンとなっている。直営店はわずか37店で、ほぼすべてがフランチャイズ(FC)加盟店だ。その展開スピードを支えているのが、独特のFCシステムで、「StoBtoCモデル(サプライヤー to ビジネス to コンシューマー)」と呼ばれている。
加盟金は無料!本部は卸機能で収益
![中国のミクスエビンチェン店](https://diamond-rm.net/wp-content/uploads/2023/09/iStock-1445633377.jpg)
(i-stock/Robert Way)
蜜雪氷城への加盟金はなんと無料。研修費用、店舗改装、設備費用、家賃、初期仕入れなど合計37万元(約730万円)で開業できる。売上に対して徴収されるロイヤルティは
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