アマゾンがオープンするアパレル専門店 他社に真似できない革新とは
アマゾン(Amazon.com)がアパレル専門店をオープンすると発表した。場所はロサンゼルス郊外のライフスタイルセンター、時期は今年後半とまでしか明らかにしていない。
昨年大手メディアが関係者からの情報としてデパートメントストアの開発を検討していると記事にしていたのだが、今の時代にデパートはないだろうと私は訝しんだものだ。店舗面積は「ユニクロ」や「H&M」の大型店と同程度の3万平方フィート(2790㎡)なので、10万平方フィートを超えるデパートの標準サイズよりもかなり小さい。
フォーマットの全貌
アマゾン創業者のジェフ・ベゾスは、リアルに店舗を開発するならばほかにはできないことをやらなければ意味がないと公言していた。今回のリリースには何を取り入れたのかについて細かく記述されているので整理してみよう。
鈴木敏仁のアメリカントレンド の新着記事
-
2024/10/17
置き配、ロッカーを超える利便性?ライブトラッキングが促す物流改革とは -
2024/09/21
ウォルマートも推進!小売業を変える、 広義の自動化とは何か? -
2024/08/14
「AIがサステナビリティを実現する」その最新事例とは -
2024/07/04
ターゲットにチポトレ、ウォルマートも RFID 本格拡大の背景 -
2024/06/06
アメリカで相次ぐ、セルフレジの”戦略修正” -
2024/04/18
ウェンディーズも大胆な実験!米国で進む店頭販促とダイナミックプライシングの融合
この連載の一覧はこちら [45記事]
アマゾンの記事ランキング
- 2024-12-05アマゾンが直営SMの新規出店再開 ”緊縮”から投資拡大フェーズへ
- 2022-01-24米アマゾン、初のアパレル専門リアル店舗「アマゾン・スタイル」、年内出店
- 2024-12-23クローガーが予測「25年の5大フードトレンド」、セインズベリーのアルディ対策とは
- 2020-07-07数々の米アパレルを死に追いやったアマゾン・エッセンシャルズ静かに日本に上陸
- 2022-07-01アマゾンの”物流企業化”がさらに加速! 物流サービスの外部提供を拡大へ
- 2024-08-28米アマゾンがレジレス戦略見直し! 「ダッシュカート」を大規模展開へ
- 2024-11-01アマゾンが公開した、AI活用の動画生成ツールでできることとは
- 2024-12-20リアル店舗が勝ち残る方法は「エンタメ化」か「ダークストア化」?その戦略を解説
- 2019-07-16アマゾン「プライムデー」に商機、米小売各社がセールで対抗
- 2019-09-05米アマゾン、対中関税第4弾の悪影響回避に値上げ必要か=BAML
関連記事ランキング
- 2024-12-10ワールドが三菱商事ファッション買収!進むアパレル垂直統合、2つの課題とは
- 2024-12-03ユニクロ柳井会長がウイグル綿花不使用発言に至った理由と影響、その複雑な背景とは
- 2024-12-11米国で「やせ薬」が大流行 メーカー、小売が受ける「大きな影響」とは
- 2024-11-25ウォルマートをも打ち負かす! アメリカ最強スーパーを形づくる4つの条件とは
- 2021-11-23ついに最終章!ユニクロのプレミアムブランド「+J」とは結局何だったのか?
- 2024-12-05アマゾンが直営SMの新規出店再開 ”緊縮”から投資拡大フェーズへ
- 2024-12-17あなたはいくつ備える?AI時代に生き残るビジネスパーソン3つの条件とは
- 2024-11-26イタリア繊維産業に学ぶ、高くても売れるビジネスの秘密とは 染めと売り方が段違い
- 2024-12-24「SPAだから強い」が途方もない誤解である理由と強さを決める「製販の柔軟性」とは
- 2024-09-17ゴールドウイン、脱ザ・ノース・フェイス依存めざす理由と新戦略の評価
関連キーワードの記事を探す
ワールドのライトオン買収は、三菱商事ファッション買収ありきだったのか!
「SPAだから強い」が途方もない誤解である理由と強さを決める「製販の柔軟性」とは
あなたはいくつ備える?AI時代に生き残るビジネスパーソン3つの条件とは
米国で「やせ薬」が大流行 メーカー、小売が受ける「大きな影響」とは
米EV の総数は330万台、裕福なEVオーナーたちのお気に入りの小売店は?