[ベンガルール 21日 ロイター] – ソフトバンクグループ(SBG)が出資するインド電子商取引(EC)大手スナップディールは21日、当局に新規株式公開(IPO)を申請した。
インドでは今年、株式市場が活況となる中、電子決済サービス「Paytm(ペイティーエム)」の運営会社や美容系ECサイト運営のナイカ、料理宅配ゾマト が上場を果たした。
目論見書の暫定版によると、スナップディールはIPOに向け125億ルピー(1億6509万ドル)相当の株式を新規発行し、3080万株の売り出しも行う。
スナップディールはインド市場で米ウォルマート傘下のフリップカートと米アマゾン・ドット・コムと競合関係にある。インド財閥のリライアンス・インダストリーズもネット販売を急拡大しているため、将来的に脅威になる可能性がある。
ソフトバンクGやフォックスコン、セコイア・キャピタルなどの出資者はIPOに向けて保有株の一部売却を表明している。