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スタバ10─12月期、既存店売上高減少 コロナで米客足鈍る

韓国パジュのスターバックス外観
米コーヒーチェーン大手スターバックスが26日発表した第1・四半期(2020年10─12月)決算は、既存店売上高が予想より大きく落ち込んだ。韓国パジュで昨年8月撮影(2021年 ロイター/DOGYUN KIM)

[26日 ロイター] – 米コーヒーチェーン大手スターバックスが26日発表した第1・四半期(2020年10─12月)決算は、既存店売上高が予想より大きく落ち込んだ。米国で新型コロナウイルス感染が拡大する中、客足が鈍ったことが重しになった。

世界的な既存店売上高は5%減。リフィニティブがまとめたアナリスト予想は3.4%減だった。

地域別では、米州が6%減。アナリスト予想の5.2%減を超えて落ち込んだ。一方、中国では5%増。消費者が新型コロナ感染拡大前の生活に戻ったことなどが押し上げ要因になった。

純売上高は5%減の67億ドル。予想の69億3000万ドルに届かなかった。

同社帰属の純利益は6億2220万ドル(1株当たり0.53ドル)と、前年同期の8億8570万ドル(同0.74ドル)から減少した。

調整後の1株利益は0.61ドルと、予想を0.06ドル上回った。

第2・四半期の既存店売上高については、米国が5─10%増、中国が約2倍になるとの予想を示した。