米コールズ、8─10月既存店売上高が予想以上に減少 コロナ響く
[17日 ロイター] – 米百貨店コールズが17日発表した第3・四半期(8─10月)決算は、既存店売上高が市場の予想以上に減少した。新型コロナウイルス感染拡大で百貨店の客数が減る中、靴や衣料品が不振だった。
既存店売上高は13.3%減と、リフィニティブ/IBESがまとめたアナリスト予想平均の11.39%減よりも大幅な減少。ただ、オンライン売上高は引き続き強い伸びを示したという。
純売上高は約13%減の37億8000万ドル。
純損益は1200万ドル(1株当たり0.08ドル)の赤字。前年同期は1億2300万ドル(同0.78ドル)の黒字だった。
調整後の1株利益は0.01ドルと黒字を確保。アナリスト予想平均は0.43ドルの損失だった。コスト削減が奏功した。
同社はまた、コロナを受けて停止していた四半期配当を2021年上半期に再開する計画を明らかにした。