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中国スマホ販売、1月は前年比36%減 新型肺炎で消費圧迫

中国スマホ販売
中国のスマートフォン販売台数が1月に前年比36.6%減少したことが中国信息通信研究院(CAICT)の統計で分かった。中国を発生源とする新型コロナウイルスの感染拡大で消費需要が圧迫されていることが示唆された。 深センで昨年10月撮影(2020年 ロイター/Aly Song)

[上海 24日 ロイター] – 中国のスマートフォン販売台数が1月に前年比36.6%減少したことが中国信息通信研究院(CAICT)の統計で分かった。中国を発生源とする新型コロナウイルスの感染拡大で消費需要が圧迫されていることが示唆された。

CAICTによると、1月の国内スマホ出荷台数は2040万台と、前年同月の3210万台から減少した。

米アップルは17日、新型ウイルスの感染拡大で中国の生産と需要の双方が影響を受けているため、1─3月期の売上高が予想に届かない可能性があると発表。ただCAICTの統計によると、出荷台数が大きく落ち込んだのはアンドロイド版スマホで、アップルの出荷は安定的に推移した。

アンドロイド版スマホの出荷は1810万台と、前年同月の2990万台から減少。アップルは200万台をやや超える水準でほぼ変わらなかった。