ニトリの3─8月期は小幅営業減益、梅雨明けの遅れなどで季節商品不振

ロイター
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ニトリ外観
梅雨明けの遅れや天候不順の影響で、前年好調だった一部の季節商品が振るわなかった。

[東京 2日 ロイター] – ニトリホールディングスが2日発表した2019年3─8月期連結決算(日本基準)は売上高が前年比6.6%増の3215億円、営業利益が同0.6%減の555億円だった。

梅雨明けの遅れや天候不順の影響で、前年好調だった一部の季節商品が振るわなかった。通商問題を巡る緊張が世界経済に与える影響、中国経済の先行き、海外経済の動向や政策に関する不確実性など、依然として不透明な状態が続いているとしている。

国内店舗数は14店舗増の519店舗となった。海外は台湾で2店舗、中国で1店舗出店し、台湾と米国で各1店舗を閉店した結果、台湾は32店舗、米国2店舗、中国は38店舗となった。

2020年2月期予想は据え置いた。売上高は前年比5.7%増の6430億円、営業利益は同3.2%増の1040億円。

会社の営業利益予想はリフィニティブがまとめたアナリスト12人の予測平均値1077億円を下回っている。

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