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ユニクロの1月売上高は7.1%減、6カ月連続のマイナス

ユニクロのロゴ
2月2日、ファーストリテイリングは1月のユニクロ国内既存店売上高は前年比7.1%減少したと発表した。写真はユニクロのロゴ。2016年4月撮影(2022年 ロイター/Yuya Shino)

 ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の1月の売上高(Eコマースを含む)は、既存店ベースで前年同月比7.1%減だった。2021年12月の11.1%減からは上向いたが、6カ月連続の前年割れとなった。

 防寒衣料の在庫が少なく販売機会を逃したほか、「セール時期での売り込みが不十分だった」。また、商品の入庫が遅延したことで、春物の立ち上げが遅れた。客数は3.7%減で2カ月連続のマイナス、客単価は3.6%減で11カ月連続のマイナスだった。

 一方、しまむらの「しまむら」事業の既存店売上高は10.7%増と2ケアの伸びを示し、3カ月連続で前年実績を上回った。全国各地で強い冷え込みが続いたことで、肌着や靴下、寝具、靴など実用商品の冬物が売上を伸ばした。防寒機能素材「FIBER HEAT(ファイバーヒート)」の肌着や寝具、プライベートブランド「CLOSSHI(クロッシー)」のブーツが好調だった。

 なお、ワークマンは月末にPOSレジの故障があり、既存店売上高を公表していないが、全店ベースの売上高は前年同月比6.2%増だった。