[東京 13日 ロイター] – 出前館は13日、第三者割当や海外募集による新株式発行と自己株式の処分を実施し、最大で800億円を調達すると発表した。
第三者割当の割り当て先は、Zホールディングスと韓国のネイバー。Zホールディングスに約2274万株、ネイバーに約1664万株を割り当てる。
その他、米国とカナダを除く、欧州・アジアを中心とする海外市場で約1605万株の新株発行と324万株の自己株式処分を実施する。
調達資金は、2024年2月末までに650億円を運転資金(マーケティング費用)に、100億円を設備資金(システム強化や開発資金)に、50億円を運転資金(配達員増強資金)に充てる予定。
出前館は「今回の資金調達は、資金使途への充当による事業活動を通じて当社の業績と企業価値の向上に寄与し、中長期の成長に資するものと考えている」としており、業績への影響が生じる場合は速やかに開示するという。