作業服・作業用品専門店のワークマンは、3月16日に開設する店舗受け取り型EC(インターネット通販)サイトで、利用者がサイト上で入力したテキストをミシンで自動刺しゅうする名入れサービスを提供する。
ブラザー工業が、サイトで入力されたテキストを刺しゅうデータに自動変換するソフトウエアサービスをワークマンに提供する。利用者がワークマンのECサイトで名入れを希望するテキストを入力、好みのフォントや色を選択するとブラザーのサーバー上でデータを自動変換、ワークマンのサーバーを経由して同社が導入しているブラザー製ミシンにデータ転送され、作業服に刺しゅうされる。
ブラザーでは今後、この刺しゅうデータ変換サービスをアパレルメーカーなど他の企業にも拡販していく方針だ。
ワークマンはこれまで「楽天市場」への出店を通じてEC事業を展開していたが、店舗での商品受け取りが多数を占めることから、楽天市場の店舗を閉鎖し、店舗受け取りに特化した新たなECサイトを立ち上げる。