スタバ、新型コロナの感染予防でマグカップなどの使用を休止、使い捨て容器に変更
スターバックスコーヒージャパンは3月2日、新型コロナウイルスの感染予防のため、マグカップによる商品の提供を一時休止し、使い捨ての紙コップに切り替えると発表した。利用客が持参するタンブラーへの飲料の提供も休止する。
同社では感染予防のために従業員のマスク着用や消毒用アルコールの設置などを行ってきたが、国内で感染の拡大が続いているため、予防策を一段と強化する。ステンレス製フォークやナイフの使用も休止し、プラスチック製に順次変更する。
店内に置いているミルクやはちみつなどのトッピング類も一時的に取り下げる。飲料は手渡しせずに、カウンターの上に置いて客が受け取る方式に変える。現金やプリペイドカードなどはトレーに置いて、受け渡しする。
従業員については、出勤前の検温やより頻度の高い手洗いを励行。テーブルやドアノブなど手で触れることが多い場所は、消毒を頻繁に行い、衛生管理の徹底に努める。