週刊スーパーマーケットニュース カスミ、食育学習参加者が20万人を突破!
食のおいしさ、楽しさ、大切さを伝えるためにカスミ(茨城県)が2003年から始めた「5 A DAY」食育学習の参加者が、25年2月28日時点で20万8100人に達した。「5 A DAY」は、「1日5皿分(350g)以上の野菜と200gの果物を食べましょう」をスローガンに、ファイブ・ア・デイ協会が推進する食生活改善運動で、がんや生活習慣病の予防対策として1991年にアメリカで立ち上がり、いまでは世界30カ国以上で展開されている。日本では食育体験プログラムとして活動件数が年々増加し、年間約5万人の子どもたちが参加している。(4月4日~10日までのニュースをまとめました。)
みやぎ生協・コープふくしま
家計応援で600品目を値下げ
4月10日から5月14日の間、組合員の生活応援企画として宮城県・福島県の全61店舗で、コープ商品を含む乳製品・飲料・菓子・調味料・酒・生活用品など600品目を値下げする。
セブン&アイ・ホールディングス
「セブンプレミアム 豆腐スイーツバー」に新商品
4月8日から「セブン–イレブン」「イトーヨーカドー」「ヨークベニマル」など約2万2000店舗で、セブンプレミアムで人気の「豆腐スイーツバー」シリーズから「セブンプレミアム 豆腐スイーツバーストロベリーソイラテ」(税抜178円)を発売した。「豆腐スイーツバー」シリーズは、24年3月に「ガトーショコラ」を発売し、25年3月末時点で累計販売数1300万本を突破した人気シリーズで、大豆由来のタンパク質を手軽に摂取でき、食べ応えのある食感と豆腐のおいしさを味わえる。新商品はイチゴと豆乳を合わせ、ソイラテ味に仕上げた。
いなげや
若手社員が開発した総菜を発売
若手社員が研修の一環で開発した総菜を、4月9日から11日、5月7日から9日の2回にわたって発売する。3月に発売したベーカリー商品に続く企画で、昨年4月からの研修で販売計画や原価構造の考え方を学び、開発した商品の中から採用した。
アオキスーパー
業務用ロボットを販促用に活用
4月1日から愛知県内の2店舗に、USEN(東京都)が提供するディスプレイ付き配膳・運搬ロボット「KettyBot」を販促用ロボットとして導入した。「KettyBot」は外食チェーンを中心に導入されているが、アオキスーパーは販促用に活用する新たな取り組みとして、人気の菓子や調味料などをロボットのトレイに載せ、開店から閉店まで一定の速度で走行させるトライアルを実施した。顧客に好評だったことを受け、本格導入に踏み切った。機体前面にディスプレイが装着されていることから、商品情報やキャンペーン告知の発信を行い、購買促進につなげていく。
フレスタ
家庭系廃食油を回収してリサイクル
国分西日本(大阪府)、植田油脂(大阪府)、ENEOS(東京都)と共同し、広島市内の6店舗を拠点とする家庭系廃食油の回収・リサイクルを実施する。当面、植田油脂がバイオディーゼルや石鹸の原料として使用し、将来的にはENEOSがSAF(持続可能な航空燃料)の製造を担う。空港に供給するまでのサプライチェーン構築をめざす。