北九州市とシャボン玉石けんが「SDGs 包括連携協定」を締結=12日
シャボン玉石けん株式会社(福岡県北九州市/代表取締役社長 森田隼人)は、12 月12 日(木)にSDGs の達成を目的として、SDGs 未来都市である北九州市と「SDGs 包括連携協定」を締結した。
シャボン玉石けん株式会社は、「健康な体ときれいな水を守る」という企業理念のもと、人にも自然にもやさしい製品づくりを通して環境保全や健康増進などに努めてきた。
また、同社は2019 年1 月にSDGs(持続可能な開発目標)に取り組み、持続可能な社会の実現に努めることを宣言した。さらに、2020 年は創業110 周年を迎える節目の年でもあることから、同社初となる自治体との包括連携協定を締結し、北九州市との取り組みをさらに強化し、推進していく。
主な包括連携協定、取り組み内容としては、下記の4事項となる。
(1) SDGs の推進
現在北九州市と共催で開催中の「私のSDGs コンテスト」を通して、市民にSDGs を身近に感じてもらう、認知と理解促進。また、市内の小・中・高校生に向けたSDGs の学びの場の提供などを通じた市民のSDGsの認知・理解促進。
(2) 健康増進
北九州市や北九州市立八幡病院、企業、市民など「産学官民」が連携し、“楽しく学ぶ”ことをテーマに掲げ、感染症対策において最も重要と言われている“手洗い”の啓発や勉
強会、イベントなどを通じた感染症対策の促進。
(3) 災害・防災対策
北九州市消防局や北九州市立大学とともに、環境にやさしい石けん系消火剤の開発。現在、国内における普及やインドネシアの森林・泥炭火災における消火剤の開発・普及に努めている。また、被災地への物資支援も連携して取り組んでいく。
(4) ふるさと納税
北九州市はシャボン玉石けんの商品をふるさと納税の返礼品として取り扱っている。今回の包括連携協定締結にあたり新たな返礼品をシャボン玉石けんが開発。シャボン玉石けんは今後も魅力的なふるさと納税の返礼品の提供に努る。