残るは看板だけ…大阪・茨木、あの有名チェーンの創業地を訪ねる_過去反響シリーズ
ビルは建て替え?行くなら今
創業店を見た後、急になか卯で食事をしたくなった。「茨木市」駅周辺に店があれば、とスマホで検索すると少し遠い場所にしかないと判明。諦めて後日、私の事務所がある京都の店で食べることにした。
日を改め、訪れたのは京都市下京区の「なか卯 烏丸高辻店」。ビジネス街の一角にあり、スーツ姿の利用客も多い店だ。


入口すぐに置かれた券売機の前に立ち、何を食べるか検討する。散々、悩んだ末、「親子丼(並、450円)」、そして「はいからうどん(小、250円)」に決めた。ここは基本を押さえるべきだろう。近くのテーブルに座り、店員にチケットを手渡した。
約1分半が経過、料理が届いた。タイミングがよかったのだろう、予想より早かった。

親子丼には、備え付けの「京風山椒」を少々、さっそく食べた。久しぶりだったが、安定のおいしさである。一方のうどん、こちらには一味をかけていただく。もちろん最高だ。
なお、このうどん、同社サイトによれば「京風うどん」なのだという。大阪で創業しながら、京風というのはなぜなのか。創業者は京都出身なのだろうか。それとも、京風と銘打った方が、“だし” へのこだわりが伝わると考えたのかもしれない。

いろいろ想像を巡らしながら、食べ進め、そして完食。あぁ、おいしかった。ごちそうさまでした。
なお今回、なか卯創業店の看板が残る風景は、ぜひ写真に収めておきたかった。というのも、駅前周辺エリアは再開発の計画があり、ビルの建て替えも検討されていると知ったからである。現時点でいつ実現するのかは不明だ。
しかし老朽化の進む現状からすれば、興味のある方は早めに見ておいた方がいいかもしれない。
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