コロワイド、名取市と包括連携協定=災害時対応や地域活性化で
コロワイドは12日までに、宮城県名取市と包括連携協定を結んだと発表した。災害時の対応や地域活性化などで連携し、社会課題の解決に取り組む。コロワイドによると、同社が自治体と包括連携協定を結ぶのは初めてという。
今後は、災害時に用いるキッチンカーを活用した出張子ども食堂を市内の商業施設で運営する。さらに、小中学生を対象に、食育や資源環境保全の理解促進のため、すしにぎり体験のワークショップも開催する。
コロワイドの野尻公平社長は名取市内で開いた協定式で、東日本大震災や能登半島地震の際の炊き出しの経験に触れた上で、「より柔軟に、機動力のある支援体制の必要性を強く感じた」と説明。「2台のキッチンカーや、神奈川県内の子ども食堂2店舗を常設運営しているノウハウを生かし、名取市に貢献していきたい」と述べた。
名取市の山田司郎市長は「大変心強く感じている。地域の安心・安全、活性化に向けた取り組みをともに進めていきたい」とコメントした。





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