カインズ、東京都多摩市と災害時物資供給に関する協定を締結

　カインズ（埼玉県）は6月25日、東京都多摩市と「災害等における生活物資の供給協力に関する協定」を締結した。

　同協定は、カインズと多摩市が、地震、水害、その他の災害発生時に被災住民等を救助することを目的に、迅速かつ円滑に生活物資を供給することを定めたもの。

　協定に基づき、災害時には多摩市からの要請に応じ、カインズの物流拠点から食料、飲料水、生活必需品、ペット用品などを供給する。さらに、近隣のカインズ町田多摩境店をはじめとする東京都内や周辺地域の店舗からも状況に応じて物資を供給し、避難生活を送る人々の困りごと解消を支援する。

　カインズは、2021年10月に策定した「くみまち構想」において、防災・災害対応を優先的な取り組み領域のひとつに位置付け、全国の自治体と協定の締結などを進めている。今回の協定により、同社が全国の自治体等と締結する災害関連協定は241件となった。

　カインズは今後も、各地域で防災や災害対応の取り組みを推進し、「まちのライフライン」として、安心・安全な暮らしの実現に貢献していく方針だ。