永谷園、「あさげ」シリーズのパッケージを刷新

永谷園(東京都)は、看板商品「あさげ」シリーズのパッケージデザインを4月以降、順次リニューアルする。品質や価格に変更はない。
今回のリニューアルでは、「あさげ」らしさ(ブランドの安心感、温かみ、親しみ)を維持しつつ、気品と存在感のあるデザインに刷新。既存顧客はもちろん、新規顧客にも訴求することを目指す。
1974年に誕生した「あさげ」は、1食10円が主流の時代に40円という高価格ながらヒットを記録。1975年には白みその「ゆうげ」、1976年には赤だしの「ひるげ」を発売。その後も1985年に生タイプ、1988年にカップタイプを展開し、市場のニーズに対応してきた。
1999年発売の「生みそタイプみそ汁 あさげ 10食入」は、即席みそ汁カテゴリーで売上No.1を維持し、現在も支持されている。(※インテージSRI+調べ 即席生みそタイプみそ汁市場 2022年1月~2024年12月累計販売金額)
今回、「あさげ」が時代を超えて愛され続けるために、以下の点を変更する。
・発売当初からの筆文字ロゴと背景の緑色を継承し、ブランドの安心感を維持。
・パッケージの色数を減らし、遠くからでも目を引くシンプルで存在感のあるデザインに変更。
・「合わせみそ(あさげ)」「白みそ(ゆうげ)」「赤だし(ひるげ)」の表記を大きくし、種類の違いを明確化。

なお、このデザイン変更は、「生みそタイプみそ汁あさげ減塩」「フリーズドライあさげ」「カップ入り生みそタイプあさげ」などのシリーズ商品にも順次適用される予定だという。