日本フードサービス協会が25日発表した6月の外食産業売上高(全店ベース)は、前年同月比12.4%増加した。梅雨入りが遅く、雨天の日が少なかったため人出が増えたことに加え、訪日客需要も引き続き堅調で全体を押し上げた。
業態別では、ファストフードが11.9%増。気温上昇に伴い、冷たい麺類やアイスクリームが好調だった。ファミリーレストランは、訪日客を中心に団体客を取り込んで14.7%増と伸びた。パブ・居酒屋は6.8%増と堅調。雨天が少なく、ビアガーデンが客足を伸ばしたほか、居酒屋では訪日客需要も追い風となった。