阪急阪神百貨店(大阪府)は7月10日、ハワイ州の経済促進活動およびハワイ文化・芸術・観光活動を推進するハワイ州産業経済開発観光局(アメリカ合衆国ハワイ州、デニス・T・リン事業開発・支援部門管理官、以下、DBEDT)と連携協定を締結した。
これにより、同州の製品やサービスの日本での販売促進や文化芸術の振興などで連携を強化し、両者の事業のさらなる成長を目指す。なお、DBEDTが日本の企業と連携協定を締結するのは今回が初めてだ。
同社は今後、ハワイのもつ魅力的なスローライフを発信する「ハワイライフ事業」を通じ、リアルとオンラインでハワイを感じられる商品やサービス、体験を提供する。また、同州との協定に基づきハワイ州製品の販売促進を行い、同州の文化の認知度向上や産業のさらなる発展に寄与する。
なお、連携協定における主な取り組み内容は以下の通り。今後、両者間で協議を進める予定だ。
(1) ハワイ州製品・サービスの日本国内での販売促進に関すること
● ハワイ州製品・サービス業者に対する対日ビジネスセミナーの開催
● ハワイ州製品の展示会、販売イベントの開催
● ハワイ州のサービスに関する展示会、体験・販売イベントの開催
● ハワイ州製品の EC 運営
● ハワイ州製品・サービスの宣伝広告活動
(2) ハワイ州の文化芸術の振興に関すること
● アート、工芸品の展示会、映画上映会の開催
(3) ハワイ州の観光活性化に関すること
● ハワイ州の観光セミナー、ハワイ旅行のプロモーション活動
(4) 阪急阪神百貨店が行う「ハワイライフ事業」の発展に関すること
● インスタグラムの情報コンテンツ制作、運営、フォロワー拡大活動
●「ハワイライフ」のパンフレットの制作、プロモーション活動
●「ハワイライフ」における新たな活動の企画
(5) 市場調査、消費者調査に関すること
(6) その他、本協定の目的に沿うこと
【関係団体の概要】