外食売上高6%増=物価高騰で低価格志向も―4月

時事通信社
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(i-stock/wilian franco heredia)

 日本フードサービス協会が27日発表した4月の外食産業売上高(新規店を含む全店ベース)は、前年同月比6.0%増加した。訪日観光客を中心に好調で、全国的に桜の開花が遅れたことによる花見需要増なども寄与した。

 一方、物価高騰が続く中で客単価は2.9%増と、前年同月(8.8%増)に比べ伸びが鈍化。値上げについて行けない消費者の低価格志向も広がった。

 業態別の売上高では、ファストフードが5.4%増、ファミリーレストランは7.0%増。パブ・居酒屋は年度初めの歓送迎会需要で5.7%増加したが、コロナ禍前の19年比では3割程度少ない水準だ。

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