ロイヤル、米国ですし店展開へ＝銚子丸、双日と合弁会社設立

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　外食大手ロイヤルホールディングス（ＨＤ）と回転ずしチェーン銚子丸、双日の３社は７日、米国カリフォルニア州に合弁会社を設立したと発表した。３社が共同ですしを中心としたレストランを展開する。　

　海外市場での事業基盤確立を目指すロイヤルＨＤ、銚子丸と、海外で多くの経験とネットワークを持つ双日が連携する。日本食レストランが全米最多のカリフォルニア州を起点に、二極化が進む米国すし市場のなかで富裕層向けでも大衆向けでもないアッパーミドル層を狙っていく考え。

　合弁会社の名称は「ＳＵＳＨＩ‐ＴＥＮ　ＵＳＡ」で、３月１８日に設立。出資比率はロイヤルＨＤが３４％、銚子丸が３３％、双日が３３％。資本金は６００万ドル（約９億２７００万円）。

　ロイヤルＨＤと双日は２１年２月に資本業務提携を締結し、２４年３月には「ロイヤルホスト」の海外直営１号店をシンガポールに出店することを発表。戦略的パートナーとして海外展開を進めてきた。