外食売上高9.6%増=「5類」移行で正月需要―1月

時事通信社
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(i-stock/wilian franco heredia)

 日本フードサービス協会が26日発表した1月の外食産業売上高(全店ベース)は、前年同月比9.6%増、コロナ禍前の2019年同月比は13.5%増となった。能登半島地震の影響による宴会のキャンセルはあったが、コロナ感染症の「5類」移行後で初の正月を迎え、会食需要などが増えた。

 業態別ではファストフードが前年同月比8.9%増。値上げによる客単価上昇に加え、キャンペーンなど販売促進活動の効果が出た。ファミリーレストランは10.7%増で、正月の会食で高価格メニューが好調。ファミレスのうち、焼き肉店ではインバウンド(訪日客)もにぎわいを見せた。 

 パブ・居酒屋は10.1%増。昨年12月の忘年会需要の反動とともに、能登半島地震による消費意欲の冷え込みがあったが、月末にかけては大規模な宴会が復活。ただ、コロナ禍での店舗減少により19年比では3割以上少ない。

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