日本フードサービス協会が25日発表した9月の外食産業売上高(新店を含む全店ベース)は、前年同月比15.0%増加した。客足が回復し、季節限定メニューを打ち出したファストフードのほか、ファミリーレストランが売り上げを伸ばした。
ファストフードは卵を月に見立てた「月見バーガー」などが売れて12.6%増となった。ファミレスは17.3%増。カキフライなどが人気だった。観光地ではインバウンド(訪日客)の増加も売り上げ増につながった。
パブ・居酒屋は、残暑でビールが売れ30.0%増。ただ、店舗数がコロナ禍で減っており、売上高はコロナ禍前の7割にとどまった。