ベルク 第2四半期は大幅な増収増益

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ベルクの外観

 ベルクが10月11日に発表した2024年2月第2四半期決算(連結3月1日~8月31日)は、営業収益が前年同期比12.7%増の1,700億円、営業利益は30.4%増の92億円となり、大幅な増収増益を達成した。

 ポイントカードによる販促やチラシ価格の強化、SNSを利用した情報発信などが幅広い層の来店動機を高めたほか、4月には売上高3,000億円達成を記念した大型キャンペーンを展開。また、自社開発商品の取り扱いをさらに拡大して、生活必需品を求めやすい価格で順次発売したことが売上増に直結した。さらに、新店については2店舗をオープン。既存店は3店舗の改装を行い、惣菜・簡便商品の拡充、設備の更新を行っている。

 一方、店舗運営では、標準化された企業体制を基盤に、適正な人員配置、省力器具の活用、従来作業の見直しや改善によって効率的なチェーンオペレーションを推進。物流体制については、商品を産地やメーカーから大量一括調達することで、自社物流を活かした配送の高効率化をもたらし、商品の価格強化と品質の安定化につながった。また、店舗作業に合わせた配送体制の見直しも引き続き行い、店舗運営の効率化に取り組んでいる。

 なお、営業総利益は前年同期比12.9%増(56億円増)の490億円。営業総利益率は前年同期と同じ29.3%を維持した。

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