外食売上高14.2%増=猛暑で冷たいメニュー好調―7月

時事通信社
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都内 外食 居酒屋
日本フードサービス協会が25日発表した7月の外食産業売上高(新店を含む全店ベース)は、前年同月比14.2%増加した。(i-stock/wilian franco heredia)

 日本フードサービス協会が25日発表した7月の外食産業売上高(新店を含む全店ベース)は、前年同月比14.2%増加した。コロナ禍前の2019年7月との比較では12.6%増。全国的な猛暑で冷たいメニューが好調だった。新型コロナの「5類移行」で花火などのイベントが再開され人出が回復、訪日客が戻ってきたことも売り上げを押し上げた。 

 業態別の売上高は、「ファストフード」が前年同月比10.9%増。冷たい飲み物や辛い味のフライドチキンなどが売れた。うどんチェーンでは、冷たいうどんの新商品が女性や若年層に好評だった。「ファミリーレストラン」は、デザートなどの売り上げが伸び、17.5%増だった。

 「パブ・居酒屋」は29.5%増。猛暑でビールの販売が増えた。ただ、19年7月比では約3割減と、コロナ禍による店舗数減少の影響が続いた。

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