ゼンショーHD、営業益11年ぶり過去最高=客足急回復
ゼンショーホールディングスが12日発表した2023年3月期の連結営業利益は、前期比約2.4倍の217億3400万円だった。コロナ禍に伴う行動制限の緩和で客足が急回復。12年3月期以来11年ぶりに過去最高を更新した。
「すき家」など主力の牛丼事業が好調で、売上高も18.4%増の7799億円と過去最高になった。記者会見した丹羽清彦執行役員は、「お客さまの外食に対する心理的バリアーが取れてきた」と述べた。
一方、純利益はコロナ対策への協力金がなくなったことから4.4%減の132億6500万円だった。