ベスト・バイ、米店舗従業員を数百人削減=WSJ
【ニューヨーク時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ、電子版)は14日、関係筋の話として、米家電量販大手ベスト・バイが米国の900超の店舗で働く数百人の従業員を削減すると報じた。オンライン販売へのシフトを進める中、人件費を抑制する。
WSJによれば、コンピューターやスマートフォンなどより込み入った製品販売を専門とし、社内で「コンサルタント」と呼ばれる多くの店舗従業員が今週、削減計画の対象との通知を受けた。社内の他の職に応募したり、退職金を受け取ったりすることができる。
ベスト・バイの米国とカナダの従業員数は1月時点で9万人超と、2020年初めの約12万5000人を大幅に下回っており、新型コロナウイルス大流行以降、同社は積極的に人員削減を進めてきたという。