Ｈ＆Ｍ、１５００人削減＝物価高が収益圧迫

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　【ロンドン時事】スウェーデンのカジュアル衣料大手ヘネス・アンド・マウリッツ（Ｈ＆Ｍ）は３０日、従業員約１５００人を削減すると発表した。世界的な物価高で原材料費や店舗の光熱費などが膨らみ収益を圧迫していることから、リストラで対応する。

　Ｈ＆Ｍは９月、年間２０億クローナ（約２６０億円）の経費節減に向け、事業再編に取り組むと表明していた。管理・間接部門を中心に、約１５万５０００人いる従業員の１％程度を減らす。これに伴い、１０～１２月期に８億クローナのリストラ費用を計上する方針。

　ヘルマーソン最高経営責任者（ＣＥＯ）は声明で「経費と効率化に関する計画には組織再編も含まれる。従業員が次のステップに向けて最善の解決策を見つけられるよう支援する」と述べた。