【三越伊勢丹HD】４月以降の役員体制を発表、杉江氏が事業会社トップ兼務
三越伊勢丹ホールディングス（HD）は３月13日、４月以降の役員体制を発表した。同社は３月８日に大西洋社長が４月１日付けで退任し、取締役専務執行役員経営戦略本部長の杉江俊彦氏が後任に就く人事を発表していたが、そのほかの役員体制については明らかにしていなかった。
杉江氏はHDと中核事業会社、三越伊勢丹の社長を兼務する。国内営業や海外営業を統括する機能はHDから三越伊勢丹に移す。杉江氏と並ぶHDの取締役専務執行役員で営業本部長だった松尾琢哉氏は、HDの取締役にとどまり、三越伊勢丹の取締役専務執行役員関連事業本部長兼不動産事業本部長となる。
HDの執行役員リスクマネジメント室長の武藤隆明氏とエムアイカード社長の浦田努氏がHDの常務執行役員に昇任し、浦田氏は情報戦略本部長となる。
三越伊勢丹では、常務執行役員グループ人財本部長の竹内徹氏が取締役専務執行役員となり、百貨店事業本部長と商品統括部長を兼務する。
