【三越伊勢丹】三越の「千葉店」「多摩センター店」を閉鎖、来年3月
三越伊勢丹ホールディングス(HD)は9月7日、「三越千葉店」(千葉市)と「三越多摩センター店」(東京都多摩市)の2店舗を2017年3月20日で閉鎖すると発表した。
両店とも売り上げの落ち込みが著しく、営業を続けるのは困難と判断した。
千葉店は1984年にニューナラヤから千葉三越に商号変更、2003年からは三越千葉店として営業を続けてきたが、1991年のピーク時に500億円だった売上高は2016年3月期で126億円にまで減少していた。売り場面積は2万4787平方メートル。
一方の多摩センター店は2000年の開業で、店舗面積は1万3373平方メートルと百貨店としては小型。16年3月期の売上高は07年のピークから1割減の63億円だった。