【ニトリHD】白井副社長が社長昇格、創業者・似鳥氏は代表権のある会長に
家具専門店最大手のニトリホールディングス(HD、札幌市)は1月26日、白井俊之副社長(60歳)が社長に昇格する人事を発表した。就任は2月21日付け。創業者の似鳥昭雄社長(71歳)は代表権のある会長に就く。
白井氏は2014年5月から主力事業会社であるニトリの社長を務めており、持ち株会社の社長を兼任することで意志決定の迅速化を図る。
ニトリHDは中長期目標として「2022年1000店舗、2032年3000店舗」を掲げているが、グループ店舗数は国内が370店舗、海外は台湾・米国・中国で合わせて34店舗(15年11月20日時点)。目標達成のためには海外での出店強化が不可欠となるため、似鳥氏は会長として事業のグローバル化などの面で新社長をサポートする。
白井氏は1979年にニトリに入社、2001年取締役、04年常務、08年専務などを経て、14年5月から現職。