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ユニクロ売上高、6月は10.2%減 「感謝祭」の前倒しが響く

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ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の6月の売上高(Eコマースを含む)は、既存店ベースで前年同月比10.2%減だった。(i-stock/TonyBaggett)

 ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の6月の売上高(Eコマースを含む)は、既存店ベースで前年同月比10.2%減だった。5月まで2カ月連続で2ケタの増収が続いていたが、3カ月ぶりに前年割れとなった。

 大規模セール「感謝祭」の開始を5月に前倒ししたことで、同セールの実施期間が前年に比べて8日間減少したことが響いた。この影響を除くと6月も好調だったという。

 一方、ワークマンの6月の既存店売上高は14.1%増と2ケタの伸びを示し、3カ月連続のプラスとなった。月後半にかけて気温が上昇したことで、空調ファン付きの作業着やレディース衣料、半袖Tシャツなどの夏物衣料が好調に推移した。防水シューズや雨具など雨対策用品も売上を伸ばした。

 また、しまむらの主力業態「ファッションセンターしまむら」の既存店売上高は0.2%減と、8カ月ぶりのマイナスだった。中旬以降に関東以北で気温が低下し、雨の日も多かったことで、夏物のTシャツや肌着、寝具の売上が前年実績を下回った。