ユニクロ、Tシャツの利益を全額寄付 慈善プロジェクト開始
ファーストリテイリング傘下のユニクロは、Tシャツブランド「UT」で人道支援の慈善プロジェクトを始める。著名人がデザインしたTシャツを1500円で販売、販売金額の20%相当の利益全額を人道支援団体に寄付する。
国内外の各界著名人15人が、ボランティアでデザインに協力した。このうち、建築家の安藤忠雄氏、クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏、小説家の村上春樹氏、ノーベル生理学・医学賞受賞者の山中伸弥氏ら5人がデザインしたTシャツを6月17日に発売した。
プロジェクト名は「PEACE FOR ALL(ピース・フォー・オール)」。プロジェクトを通じて集まった寄付金は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国際NGO(非政府組織)のセーブ・ザ・チルドレン、プラン・インターナショナルの3団体に寄付する。
Tシャツのデザインには、ファッションデザイナーのジョナサン・アンダーソン氏、プロテニス選手の錦織圭氏、プロゴルファーのアダム・スコット氏らも協力する。