【三越伊勢丹HD】 ワインにガラス片混入で商品を自主回収

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 三越伊勢丹ホールディングス(HD)は1月13日、グループ各店舗などで販売した赤ワインにガラス片が混入していたことから、商品を自主回収すると発表した。

 対象は連結子会社のセンチュリートレーディングカンパニーが輸入したフランス・ボルドー産赤ワイン「シャトー・ジャン・ガシー2012年」(税込1620円)で、ボトルの首部分に「205」と印字されたもの。

 2014年8月から12月にかけて伊勢丹新宿本店や三越日本橋本店、丸井今井札幌本店、岩田屋本店福などグループの百貨店26店舗のほか、グループの食品スーパー「クイーンズ伊勢丹」各店、東武百貨店や松屋など商品供給先の百貨店で計300本が販売された。

 三越伊勢丹HDによれば、今のところ健康被害の報告はない。

 加工食品メーカーや外食チェーン、コンビニエンスストアなどでこのところ食品への異物混入が相次いで明らかになっており、厚生労働省は9日、食品事業者などに対する監視・指導を徹底するよう都道府県と政令指定都市に通知を出した。

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