三越伊勢丹ホールディングス(HD)は2015年4月3日、東京・六本木の「東京ミッドタウン」に新業態のセレクトストア「イセタンサローネ」を開業する。
2フロア構成で売り場面積は約900平方メートル。伊勢丹新宿本店で培ったノウハウを基に、自主編集売り場を中心に展開する。1階部分では60平方メートルの自主編集売り場で伊勢丹オリジナル商品やブランド衣料・雑貨を提案するほか、海外ブランドの宝飾・時計を販売。2階では婦人服・靴の自主編集売り場のほか、個室サロン(30平方メートル)も設置、伊勢丹新宿本店と連携するサロンとしての役割を持たせる。
三越伊勢丹HDは中小型店の出店を増やしていく方針で、15年秋に名古屋駅前に開業する「大名古屋ビルヂング」の商業ゾーンには、総面積3000平方メートルのセレクトストアを出店する計画もある。