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【三越伊勢丹HD】 都心基幹店舗が好調で55%の営業増益、4~9月期

 三越伊勢丹ホールディングスが発表した2013年4~9月期の連結業績は、売上高が前年同期比4.9%増の6028億円、営業利益は54.7%増の126億円と増収増益だった。2008年に伊勢丹と三越が経営統合して以来、4~9月期としては過去最高の営業利益となった。

 今年3月に大幅改装を終えた伊勢丹新宿本店のほか、三越日本橋本店、三越銀座店の都心基幹3店舗が好調で、主力の百貨店事業の営業利益が50.5%増の74億円となったことが主な増益要因。

 食品スーパー「クイーンズ伊勢丹」を運営する三越伊勢丹フードサービスは、5月に「武蔵境店」(東京都)を新設したこともあり、売上高は前年同期比微増の249億円となったものの、営業損益は2億8700万円の赤字だった。

 14年3月期通期の業績予想については、売上高を100億円上方修正して前期比5.1%増の1兆3000億円としたが、営業利益は325億円(22.0%増)に据え置いた。