【マルエツ】　上田専務が社長に昇格、高橋社長は代表権ない会長に

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 食品スーパー大手のマルエツ（東京都）は３月30日、取締役専務執行役員営業統括副統括（商品計画担当）の上田真氏（59歳）が社長に昇格する人事を決めた。４月１日付で就任する。

 社長兼営業統括の高橋恵三氏（62歳）は代表権を持たない取締役会長に退く。

 上田氏は慶應義塾大学法学部を卒業後、1976年３月マルエツに入社、1999年３月人事部長、2005年３月教育人事本部長を経て、同年５月取締役に就任するなど人事畑が長い。07年常務執行役員に就き、10年９月営業統括副統括（商品計画担当）となり、11年５月から現職。社長昇格と同時に営業統括を兼務する。

 高橋氏は06年から社長を務め、この間、小型店「マルエツプチ」の出店を強化するなど都心部での地盤強化を進めた。