三越伊勢丹ホールディングスは中国・成都市で2014年末に開業する郊外型ショッピングセンター(SC)の核店舗として百貨店を出店する。「伊勢丹成都店」に次いで、同市内では2店舗目の出店となる。
オフィスやマンションと一体開発される複合施設のSC部分への出店で、伊勢丹の店舗面積は2万1000平方メートルとなる見込み。SC全体としては約6万3000平方メートルの営業面積となるが、三越伊勢丹は専門店部分のテナント誘致や開業後の運営・管理といったプロパティマネジメント(PM)業務を受託する。同社がPM業務を請け負うのは今回が初めて。
直営部分と専門店部分の統一感や買い回り性を高めて、メインターゲットである若いファミリー層にSC全体の魅力を訴える。
三越伊勢丹は今年秋、天津市内2号店をオープンする予定で、成都2号店は中国全体では6店舗目となる。