【ニューヨーク時事】米コーヒーチェーン最大手スターバックスが3日発表した2022年1~3月期(第2四半期)決算は、売上高が前年同期比14.5%増、純利益が2.3%増となった。
北米事業がけん引し、世界全体の既存店売上高は7%増となったが、市場予想(7.1%増)は小幅に下回った。新型コロナウイルスの感染が拡大した中国で売り上げが振るわなかった。
シュルツ最高経営責任者(CEO)は「中核である米国事業の強化に注力している」と強調。ドライブスルーの設置や店舗改装を通じ、需要増への対応を進めていると説明した。
◇スターバックス(SBUX)の決算の概要
22年1~3月 市場予想 前年同期
売上高 7,636 7,593 6,668
純利益 675 683 659
1株利益 0.59 0.59 0.61
※既存店売上高
全体 7%増
北米 12%増
中国 23%減
(注)売上高と純利益は100万ドル、1株利益は調整後、ドル。既存店売上高は前年同期比。市場予想はリフィニティブ調べ