【ニューヨーク時事】米ドラッグストア大手ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが31日発表した2021年12月~22年2月期(22年度第2四半期)決算は増収減益となり、調整後の1株当たり利益は市場予想を上回った。新型コロナウイルスのワクチン接種と検査に対する堅調な需要が業績を後押しした。
21年12月~22年2月期の米国の既存店売上高は前年同期比14.7%増。同社は22年8月通期の業績見通しについて、1株当たり利益の伸びを1桁台前半に据え置いた。
ウォルグリーンはこれまでに、6280万回以上のコロナワクチン接種を実施。21年12月~22年2月期は1180万回だった。
◇ウォルグリーン(WBA)決算の概要
12~2月期 市場予想 前年同期
売上高 33,756 33,395 32,779
純利益 883 977 1,026
1株利益 1.59 1.40 1.26
(注)売上高と純利益の単位は100万ドル、1株利益は調整後、ドル。市場予想はリフィニティブ調べ