EC事業の商品開発が容易に!SNIFFといつも.が組んだOEM支援の全貌とは

2024/02/07 05:55
吉牟田祐司
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EC事業の総合支援を行ういつも.(東京都/坂本守社長)が、100%子会社のいつも.SNIFFを設立し、日本向け中国輸入代行事業でNo. 1クラスの実績を築くSNIFFグループ(以下、SNIFF)と戦略的パートナー契約を締結。中国国内で流通する商品やOEMODMによる商品の製造を行う商品企画支援サービスの提供を開始した。SNIFFBtoB越境ECサービスを手掛け、アリババグループに属する1688.comの日本正規パートナー。日本のEC市場に大きなインパクトを与え、注目が集まっている。事業責任者の石橋周氏に話を聞いた。

GMV年間16兆円のデータを活用

いつも社
左から1688余CEO、坂本守社長、SNIFF呉CEO

 「日本の未来をECでつくる」をミッションに掲げるいつも。日本の大手から中小に至る幅広い企業にEC事業の総合支援を手掛けている。一方、日本のEC市場で仕入代行サービス「THE CKB」を展開し「#中国輸入をもっと簡単に。」をキャッチフレーズにしているのがSNIFFだ。

 2023年10月、いつも100%出資で新会社いつも.SNIFFを設立。11月には日本のEC事業者、個人クリエイター、インフルエンサー向けの商品企画支援サービスの提供開始を発表した。ここ数年、ファッションD2CのSHEIN(シーイン)やD2CマーケットプレイスのTEMU(ティームー)など低価格戦略の越境EC企業が成長・拡大しており、日本の小売市場に与える影響は大きいと見込まれる。そんな中で、いつも.SNIFFのサービスでは、年間16兆円のGMV(Gross Merchandise Value=流通取引総額)を記録するアリババグループのサプライチェーンやビックデータを活用して、小ロット多品種の商品戦略にあわせたOEM・ODMによる製造が可能になる。さらに今後はトレンド予測やリサーチ、デザイン支援のサービス提供も計画しているという。

 いつもの新規事業担当者で、いつも.SNIFFの事業責任者を務める石橋周氏によると、同社の坂本守社長とSNIFFの吴烨彪CEOには5年ほど前から親交があったという。商品企画や製造まで踏み込んでEC総合支援をより充実させたい坂本社長と、日本市場にローカライズした事業展開をさらに加速・拡大させたい吴CEO、それぞれの思いが、いつも.SNIFFの設立につながったようだ。

  「われわれはECD2C戦略立案からフルフィルメントまでの総合支援を提供しており、製造を手伝ったこともあるが、基本的に工場の紹介まではしていなかった。しかし、ついにすべてのお客様に対して、本格的に商品企画・製造までをサポートできるようになった」と石橋氏。SNIFFにしても日本市場で実績を築いているものの、中国で製造された商品には品質面などに負のイメージが根強く持たれていることもあり、いつもと組むことによって信頼性の向上が望める。そのメリットは大きいだろう。

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