USMH、3〜5月期の営業利益は64.8%減、既存店の客単価が5.6%減少
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)が発表した2021年3〜5月期の連結業績は、営業利益が前年同期比64.8%減の27億円となった。前年同期は新型コロナウイルスの感染拡大によるまとめ買い需要で、営業利益が約5.2倍に伸びており、その反動で減益となった。
売上高に当たる営業収益は6.0%減の1780億円、純利益は67.9%減の15億円と減収減益だった。粗利益が7.8%減少する一方、販売管理費が1.6%増加し、大幅な減益につながった。
既存店売上高は5.7%減だった。客数は0.1%の微減だったが、客単価が5.6%減少した。事業会社別の既存店売上高は、マルエツが7.2%減、カスミが2.9%減、マックスバリュ関東が10.1%減だった。
店舗については、マルエツが1店舗を新設(1店舗を閉鎖)、カスミが1店舗を新設した結果、グループ店舗数は519店舗となった。
22年2月期の連結業績は、営業収益が0.9%減の7270億円、営業利益が32.0%減の130億円、純利益が49.1%減の45億円と従来予想を据え置いた。