霧島酒造とスタバ、共同施設が完成=26年1月開業―宮崎

時事通信社

霧島酒造とスターバックスコーヒージャパンが開業予定の酒造直営店やカフェなどを備えた複合商業施設
〔写真説明〕霧島酒造とスターバックスコーヒージャパンが開業予定の酒造直営店やカフェなどを備えた複合商業施設=29日、宮崎県都城市 (時事通信社)

 霧島酒造(宮崎県都城市)とスターバックスコーヒージャパン(東京)が都城市に新設する共同施設が完成し、29日、竣工(しゅんこう)式が行われた。2026年1月27日に開業する。  名称はこの日、「KIRISHIMA GREENSHIP icoia(キリシマグリーンシップイコイア)」と発表。スターバックス店舗と霧島酒造直営ショップのほか、植物園や屋上庭園、芝生エリアを設けた。

 ガラス張りの植物園では約80種の亜熱帯植物を楽しむことができ、電力は焼酎粕(かす)や芋くずから生成したバイオガスを電気に変換する再生エネルギー「サツマイモ発電」100%で運用する予定だ。

 施設は霧島酒造本社増設工場の隣接地に整備し、敷地面積4686平方メートル、延べ床面積712平方メートルで、客席数は屋内57席、テラス16席。建築は隈研吾氏が手掛け、竹を随所に使った開放的な空間をデザインしたという。

 霧島酒造の江夏邦威社長は竣工式で「地域社会や自然環境への思いを体現する非常に重要な場所だ」と語った。

関連記事ランキング

関連キーワードの記事を探す

© 2025 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態